グッドデザイン賞も受賞した特徴的な建物が、わずか25年で解体されてしまう。東京都品川区の
「バンダイナムコ未来研究所」が、まもなく閉鎖されるとわかり、愛着を持つ人々が嘆いている。
この建物はもともと、1992年に松下電器産業(現在のパナソニック)の「情報通信システムセンター」と
して建設された。特徴的な「台形」が目を引く地上9階、地下1階のビルで、94年にはグッドデザイン賞
を受賞している。
松下撤退後の2007年、バンダイナムコホールディングス(バンナムHD)本社が移転し「未来研究所」に。
約6年にわたり拠点として活用されたが、ついに16年2月2日の本社移転を機に、解体されることとなった。
解体工事の工期は、16年2月1日から17年10月31日。その年の10月2日からは、新たな「(仮称)
品川区東品川四丁目計画」が着工され、20年3月31日に新たな建物が出来上がる予定だ。用途は
「共同住宅」で、地上19階、地下1階。たいそう見晴らしのいいマンションが出来るのだろう。
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http://news.ameba.jp/20160131-316/