一時260人余が孤立 山形村の30人を除き解消 長野 1月30日 19時00分
長野県内では雪の重みで倒れた木が道路を塞ぎ、松本市と山形村の温泉旅館の宿泊客や別荘の住民など
合わせて260人余りが一時孤立した状態になりましたが、これまでに救助や道路の復旧が進み、
山形村の30人を除き孤立状態が解消されました。
このうち松本市入山辺では、29日、扉温泉に通じる県道で雪の重みなどで木が倒れ、およそ
2キロの区間が通行止めになりました。
この影響で温泉旅館「明神館」と民間の温泉施設の利用客や従業員など120人が、一時孤立した
状態となりましたが、30日午後になって警察や消防に付き添われて救助され、午後5半ごろまで
に宿泊客全員が救助されました。
松本市によりますとこのうち1人が体調の不良を訴えたということです。
また、松本市の美ヶ原高原の「王ヶ頭ホテル」に通じる唯一の林道も通行止めになって宿泊客と
従業員、合わせて116人が一時孤立しましたが、午後には道路が通れるようになり、宿泊客は
76人全員がバスでホテルを出たということです。
一方、山形村の清水高原では、村道がおよそ5キロの区間で通行止めになったままで、別荘6世帯と
宿泊施設1施設が孤立し、30人が取り残されているということです。
村によりますと道路の復旧のめどはたたず、30人はもう一晩、現地で過ごすということですが
体調が悪くなった人はおらず、食料などもあるということです。
以下ソース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160130/k10010391781000.html