デザイナーが訴え取り下げ 東京五輪の旧エンブレム
【ブリュッセル共同】白紙撤回された2020年東京五輪の旧エンブレムをめぐり、国際オリンピック委員会(IOC)に使用差し止めを求めて提訴していたベルギーのデザイナー、オリビエ・ドビ氏は26日、訴えを取り下げる考えを共同通信の取材に明らかにした。
ドビ氏は和解を試みたことを明らかにした上で「(この問題に)費やした時間について(IOCに)補償してほしかった」が、拒否されたと説明。損害賠償を求める訴訟は費用が掛かり「別の仕事に取り掛かる方が良いと考えた」と述べた。
2月2日に設定された弁論期日までに取り下げの手続きを行うという。
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