仙波「『なぜ君は（ニセ領収書を）書かないんだ！』と、署長が叱るわけですよ。『署長、これ犯罪でしょう？ 単なる私文書偽造で済まんでしょう？』と。それから公文書になると公文書虚偽作成になる。これ一年以上十年以下（の懲役）ですよ。それから税金をだまし取る。これ詐欺でしょう。だまし取ったお金を私的に使う。業務上横領でしょう。まあ脱税もあります。」
「『こんなことをしていたら警察はダメになりますよ！』と僕は言ったんですね。そうしたら『警察は金が要る』、『組織を運営するには金が要る』と言うんです。」
岩上「さっきの公務の話ですよね。本当に捜査のためにとか公務のためにお金が要るというなら、予算の融通というんだったらまだ意味がわかるけれども、実はそうじゃない。」
「警察は金が要るんじゃなくて、警察官の身分の人間にとって”私的な金”が要るという、ちょっとちがう話ですよね。」
「お金が要るのはみんな同じなんですけどね。」
仙波「そう。それで叱られて私が『警察がダメになります』と言葉を返したら、『今日の話はもういい。』と。」
「ところが（人事）異動時期になると、必ず上司が私に書かそうとするわけです。それで断りますね。断ると転勤ですよ。転勤ですから。そんなことされたら、みんな負けちゃいますよ。」
https://www.youtube.com/watch?v=iH__VZcrfnQ&list=PL8DC3E5CBCC2C137D&feature=&youtu.be&t=3m25s