NYでは史上2番目の積雪 米で28人死亡
アメリカでは、ニューヨークで積もった雪の量が史上2番目に多くなるなど、東海岸を中心に記録的な大雪に見舞われ、交通事故などが相次いで、少なくとも28人が死亡しました。
アメリカは、発達した低気圧の影響で22日から23日にかけて東海岸を中心に記録的な大雪に見舞われ、降り始めからの雪の量は、多いところで1メートルを超えました。
このうちニューヨークでは、積もった雪の量が68センチに達し、統計を取り始めた1869年以降、147年間で2番目に多くなり、大部分の鉄道やバスが運休したほか、一般の車の通行を一時的に禁止する措置がとられました。この大雪で、走行中の車や除雪をしていた人の事故が相次ぎ、AP通信によりますと、首都ワシントンと10の州で合わせて少なくとも28人が死亡しました。また、空の便は、23日から24日にかけて日本とアメリカを結ぶ国際線を含めおよそ9000便が欠航し、多くの利用客が空港で足止めされました。
その後、大雪をもたらした低気圧は24日朝までに大西洋に抜け、天候の回復に伴って、道路一面に積もった雪をスコップや機械でかき出す人たちの姿が、各地で見られました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160125/k10010384381000.html