沖縄に雪が降る? 23~25日「過去最強の寒気」
沖縄気象台などによると、23日から 25日にかけて南下する強い寒気の影響で、沖縄地方は強い冬型の気圧配置になる見込みだ。気象予報士は「過去最強クラスの寒気」として、寒気が流れ込んだ 場合に沖縄でも雪やみぞれが降る可能性を指摘している。
週間天気予報では24日、那覇の最低気温は8度となり、平年値の最低気温14・3度を6度下回る見通し。
お天気キャスターの森田正光さんらのブログで、気象予報士の福岡良子さんは、久米島でみぞれを観測した1977年2月17日を例に「沖縄でも雪が降った時に匹敵するような冷え込み」になると予想している。
気象台によると、久米島で雨と雪が交じった状態の「みぞれ」が観測された77年の久米島の最低気温は6・7度だった。一般に地上では3度以下、上空1500メートルでマイナス6度以下になると、平地で雪が降る目安になるという。
統計上はみぞれは雪に入るが、気象台は「気象現象としてはみぞれと雪は区別される。沖縄で雪が降ったことは一度もない」と説明。雪などを確認する場合の方法について「黒い傘を置き、標高の高いところで観測した方が分かりやすいだ ろう」としている。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-208223.html