これまでで最大となる2,233万8,618桁の素数(49番目のメルセンヌ素数)が、昨年9月に発見されていたことが判明した。過去最大だった48番目よりも500万桁大きいものだ。
今回発見された49番目のメルセンヌ素数(の一部)。M74207281のコピー(21.7MBのテキストファイル)は、こちらからダウンロードできる。
「メルセンヌ素数」を分散コンピューティングで探すプロジェクト「Great Internet Mersenne Prime Search」(GIMPS)は2016年1月、これまでに知られているなかで最大となる素数が発見されたと発表した。
この素数は、49番目のメルセンヌ素数(2のべきより1小さい素数)になる。「M74207281」と名付けられたこのメルセンヌ素数は、2,233万8,618桁で、過去最長だった48番目のものよりも500万桁大きい(48番目のメルセンヌ素数は、2013年にGIMPSプロジェクトで発見された[日本語版記事])。
この素数は、コンシューマー向けの標準的なCPU「Intel Haswell Core i7-4790」を搭載したパソコンに、GIMPSが配布する無償のソフトウェア「Prime95」を実行させて、31日間で計算された。セントラルミズーリ大学(UCM)の数学者、カーティス・クーパーが発見した3つ目のメルセンヌ素数だ。UCMは大学のパソコンをGIMPSのために提供していた。
以下ソース
http://wired.jp/2016/01/22/discover-your-own-prime-number/