パキスタン北西部のチャルサダにあるバチャ・カーン大学に20日、武装集団が押し入り、銃を乱射した。地元メディアによると、学生ら少なくとも20人が死亡、50人以上が負傷した。武装集団は10人近いとみられ、治安部隊との間で銃撃戦が続いている。
襲撃当時、大学構内には約3千人がおり、多数が閉じ込められている可能性がある。同大学は公立で男女共学。
パキスタンでは2014年12月、北西部ペシャワルの学校で反政府武装勢力パキスタン・タリバーン運動の武装集団が銃を乱射し、生徒ら約150人を殺害する事件が起きている。チャルサダはペシャワルの北東約20キロの都市。(イスラマバード=武石英史郎)
http://www.asahi.com/articles/ASJ1N5599J1NUHBI015.html