記事入力 : 2016/01/16 08:04
ギターを弾き歌う金正恩第1書記
労働新聞報じる
時間、場所などは非公開
党大会控え「暴君」イメージを和らげる意図か
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記が、自らギターを弾きながら歌を歌ったという。
朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は15日、「同志愛の深い思いを刻みながら」という見出しの記事で
「ある暑い夏の日、元帥様(金第1書記)がしばし休息を取りながら、労働者たちに『自分が一番好きな
歌を歌おう』と切り出した。そして自らギターを抱え『同志愛の歌が一番好きだ』と言って、ギターに
合わせて歌を歌った」と報じた。なお、同紙は金第1書記がギターを弾いた場所や時間、写真などに
ついては公開していない。金第1書記は1990年代、スイスに留学していたとき、学校のミュージカルの
舞台で演技をしたことが知られているが、ギターを習ったり、引いたりしたことが報じられたのは今回が
初めてだ。韓国の政策研究所の関係者は「金第1書記が突然、ギターを弾いて同志愛の歌を歌った
という内容を報じたのは、党大会を前に『暴君』のイメージを和らげ、自分が同志を大切にする指導者
だということを示そうという意図だと考えられる」と語った。
キム・ミョンソン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/01/16/2016011600493.html