[ワシントン 14日 ロイター] - 2016年米大統領選で共和党候補指名を争う著名実業家のドナルド・トランプ氏は14日、中国が人民元の押し下げ行為を止めなければ、中国製品への関税を引き上げるべきとの考えを示した。同氏は、人民元安の影響を相殺するため、45%の関税をかけるよう主張した。
共和党候補者らによる討論会で述べた。
日本についても、同様の行為を行っているとして批判。トラクター市場での米キャタピラー(CAT.N)とコマツ(6301.T)の競争を指摘した。
トランプ氏は「彼らは自国の通貨を下落させ、わが国の企業に打撃を与えている」と強調。「見過ごすべきではない」と訴えた。
トランプ氏の提案については、他の候補者から異論が相次いだ。
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http://jp.reuters.com/article/usa-election-china-idJPKCN0UT0BJ