「例年にない仕上がり」 宮崎、完熟キンカン出荷
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出荷が始まった完熟キンカン「たまたま」=15日午前、宮崎市
キンカン生産量が日本一の宮崎県で15日、県産ブランドの完熟キンカン「たまたま」の出荷が始まった。
生で皮ごと食べられるのが特徴だ。暖冬の影響で実が大玉で甘みも強く、生産者は「例年にない仕上がり」と
太鼓判を押す。
市内であった初競りでは、最高で1キロ当たり2万6千円の高値がついた。2~3月上旬に出荷のピークを迎える。
県産ブランド「たまたま」は直径2・8センチ以上、糖度16度以上が条件。糖度18度以上の最高級品は
「たまたまエクセレント」として出荷する。
JA宮崎経済連(宮崎市)によると、同県のキンカン生産量は約2700トン(2012年)で全国の7割を占める。
園芸販売課の塚原愛加さん(22)は「おいしくてビタミンたっぷり。宮崎自慢の果物をぜひ味わってほしい」と話した。
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