「マグショットの俺の顔、ヘラヘラとしてあまりにもヒドイじゃないか。そんなものがウェブサイト
やらSNSで公開されているなんて、たまったもんじゃない。もっとイイ男に映っている写真が
あるから、それと差し替えてほしい。」
この画像はオハイオ州のメディア『cleveland.com』によるその記事のスクリーンショット。
このほど同州ライマのライマ警察署は、ドナルド・“チップ”・ピューという45歳の男の容疑者
がそんなメッセージを添えて自撮りだという1枚の写真を送ってきたことを明らかにした。
ドナルドは放火による建造物損壊の容疑者として出廷を命じられていたものの、現れなかった
ことから現在は指名手配中で、こうしたコンタクトが本人からあったというチャンスを逃す警察
ではない。
何をはき違えているのか、新しい写真はドナルドがサンルーフ付きの愛車に乗り、スーツ姿
でサングラスをかけている。これをマグショットとして使用するわけにはいかないが、こうした
プライベート写真は意外にも多くのヒントを秘めているもの。ライマ警察はドナルドに関する
情報提供の協力を市民に呼び掛ける一方で、「ぜひ実物を見てみたい。どれほどイイ男なの
か、我々もきちんとその真価を認めますから」などと、TwitterやFacebookを通じて本人の自己
顕示欲や自意識をくすぐってみせた。
http://japan.techinsight.jp/2016/01/yokote2016011211080.html