【1月8日 時事通信社】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は7日、消息筋の話として、2014年に米国から訓練用として欧州に送られた空対地ミサイル「ヘルファイア」が、何らかの原因でキューバに到着していたと報じた。
爆薬は装填(そうてん)されていなかったが、米当局者は、キューバがセンサーや標的技術を中国や北朝鮮、ロシアに流出させた可能性を懸念。軍事機密技術の流出としては、過去最悪のケースの一つに位置付けられるという。
ヘルファイアはヘリコプターから発射されることが多いが、近年は無人機に搭載し、対テロ戦で多用されている。(c)時事通信社
http://www.afpbb.com/articles/-/3072527