全国で生活保護を受けている世帯が、去年10月の時点で163万世帯を超え、過去最多を更新したことがわかりました。
厚生労働省によりますと去年10月の時点で、生活保護を受けている世帯は全国で163万2321世帯と、前の月と比べて2723世帯増えました。統計を取り始めた1951年以降で、最も多くなっています。
母子世帯や現役世代では減少傾向にありますが、65歳以上の「高齢者世帯」で生活保護を受けているケースが増加していて、80万2492世帯と全体のおよそ半数を占めています。
厚労省は、「貯蓄や年金だけでは暮らせない一人暮らしの高齢者が増えている」と分析しています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2673615.html