サウジアラビア、大使館襲撃受けイランとの国交断絶を発表 01/04 06:16
サウジアラビアでイスラム教シーア派の有力指導者が処刑され、緊張が高まっている。
シーア派大国のイランでは、サウジアラビア大使館が襲撃され、サウジアラビアは国交の断絶を発表した。
2日から3日の未明にかけて、イランの首都テヘランにあるサウジアラビア大使館に、抗議デモで集まった市民が乱入し、
火炎瓶などを投げ込んだほか、北東部マシャドにあるサウジアラビア領事館も襲撃された。
サウジアラビアは2日、王室に批判的だったイスラム教シーア派の有力指導者らを処刑、シーア派が多数を占める
イランは強く反発して、イランの最高指導者・ハメネイ師は、 「政治的な誤りで、この罪の代償を払うことになるだろう」
と非難していた。
こうした事態を受けて、サウジアラビアは、 イランとの国交を断絶することを発表している。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00312652.html