【1月2日 AFP】古くさい倉庫の大きな木箱にしまい込まれてのは、喜劇王と呼ばれた映画俳優・監督チャーリー・チャップリン(Charlie Chaplin)が残した「翼」だった──未完に終わった最後の映画のために彼が精巧に作らせた小道具は、白鳥の羽根でびっしりと覆われていた。
チャップリンは晩年、翼を持った少女が人類に希望をもたらし、そして同時に、人間の最も深い欠陥もあらわにするという内容の映画『フリーク(The Freak)』の制作の構想を練っていた。主役の少女には娘のビクトリアを充てる計画で、そのために驚くほど重厚な機械仕掛けの翼を作っていた。
チャップリンの息子マイケル(Michael Chaplin)さん(69)は父親が1970年代に書いた脚本を読みながら「私には美しいおとぎ話に思えた。父くらいの年代の男性だけが想像できる夢。とても魅力的な夢だ」と回想し、目を輝かせた。
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http://www.afpbb.com/articles/-/3070352