なぜ俺などのような人達は、常に戦い続けなのだろうか、としばしば思う｡
戦場の真っ只中でも寝られるような大物でないと駄目だ、と思う一方、まるでアメリカのように常に戦争している状況が発生する理由が気になる｡
これは一体誰と誰が戦っているのか？そういう疑問が湧く場面が多い｡それはアメリカという国に対しても同じだ｡
だが、俺という個人から還元していくと、その世界の構図も似たようなことになっているとも感じてくる｡
そもそもは「社会に突如発生した出所不明の集団組織の解明と壊滅」というのがあるわけだ。俺は初めからNSRの所有者とその支持母体の解明だけを追っていた｡
その調査の過程で、うじゃうじゃと「敵軍」がこちらに攻めてくる。こちらは、正当防衛、そして以後の余計な敵軍進撃を止めるための見せしめ過剰防衛を行なう｡
この辺りから「敵軍」がいわゆる「ギャング」のような組織内小集団という形で発生し、複数人＝ギャング という単位でこちらへの攻撃が行なわれる｡
「おまえら個人なんてどうでもいい」と俺が良く書くのは、常に視野は当初目的のほうを見ていて、この小集団の団員とかは、登場人物にも含まれないエキストラ要員であると見ているからだ。
ギャング達が俺という個人を相手にできないと悟ると、周囲の別の人間を襲い始める｡もう、様相が完全に犯罪者であるわけだ。で、やつらは「俺（VOF）のほうがキチガイだ」と言う｡
これってまるで「韓国人が外国で日本人を悪く良いながら外で悪さする」という行為と同じであり、「自分たちは善良な市民ですよ」と哀れみと同情を買う戦法をとる前科持ち犯罪者達と同じ心理構造をしている。
こんな時、アメリカは何を打ち出したか。「対テロ」というスローガンだ。