【ロサンゼルスAFP=時事】映画「スター・ウォーズ」の生みの親ジョージ・ルーカス監督(71)は、シリーズ最新作「フォースの覚醒」を大ヒットさせている米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーを「奴隷業者」と呼んだことを謝罪した。以前収録されたインタビューで「私は奴隷業者に(スター・ウォーズを)売ってしまった」とつぶやいていた。監督は2012年、制作会社ルーカスフィルムをスター・ウォーズの権利と共にディズニーに売却している。
12月31日付の謝罪では「試写前の発言だった。非常に不適切な表現を使ったことを謝りたい」と表明した。また「記録的なヒットになって、舞い上がりそうだ」と最新作のJ・J・エイブラムス監督を称賛した。
インタビューでは、ディズニーについて「古いタイプの映画を作りたがっている。そういうのは好きではない。あの映画は私の子供だ。スター・ウォーズの全作品を愛している。私が創ったのだ」と不満を述べていた。(2016/01/01-21:09)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2016010100152