じつは、日本のパンは外国人に評判がいいのです。
番組では「日本のパンが美味しい」という外国人の言葉で、「日本のパン」を特集しました。
ノルウェー人男性はスライスされた食パンを持ってきました。「食感が良くてピーナッツバターによく合うんだ。
ノルウェーでは、こんなに柔らかいパンを食べたことがなかったから新鮮なんだ。ホテルの朝食みたいで大好きだよ」と言いました。
実際、日本の食パンはじつに柔らかいです。
僕はイギリスでもアメリカでも、日本風の柔らかい食パンをスーパーで探しても見つからず、哀しい気持ちによくなりました。
アメリカ人女性はホウレンソウがのった調理パン。
「アメリカにはホウレンソウがのったパンなんてないわ」と驚きました。モンゴル人女性はクリームパン。
「中身がクリームなんて初めて食べた時はびっくりしたわ」。
フランス人女性が持ってきたのは、なんとフランスパン。
「日本は美味しいフランスパンがあるフランス以外の唯一の国だと思うわ。
フランスの周りの国ですらここまで質が高くないわ。たまにフランスより美味しいパンがあるほどよ」と言いました。
ただ、イギリス人男性は「日本の食パンは柔らかすぎて噛みごたえがないんだ。固さがないんだ」と主張しました。
イギリスの食パンはどれも固いのです。「イギリスのパンはナッツ入りや全粒粉パンなどいろいろあるけれど、石みたいに固くてぎっしりつまっていて長い時間味わっていられるんだ。日本のパンは口に入れると溶けちゃう気がするよ」。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160101-00047189-gendaibiz-soci&p=3