「もう今年も終わりだね、マミさん。いろいろあったような、 なかったような…」僕はいつもの紅茶を二人で飲みながら、年 末のお休みをマミさんとぼんやり過ごしていた。「ふふっ、本 当になかったのかな?」とマミさんがいたずらっ子のような口調で僕につっかかる。「うん、何もなかった、マミさんにとって悪いことが。来年も『何もなかった』ことを二人で喜びたいんだ」なんて僕らしくない言葉をマミさんにぶつけていた。そんな言葉にマミさんも、そして僕も照れてくすりと笑ってしまった。2016年、来年も一緒にいられますように。 ( i.imgur.com )
スレタイ長ーーーーーーーい