富士フイルムが買収に関心 東芝の医療子会社
不正会計問題で経営再建中の東芝が売却を検討している医療事業子会社について、富士フイルムが買収に関心を示していることが30日、分かった。関係者によると、米ゼネラル・エレクトリック(GE)や米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)なども候補として浮上しており、争奪戦になる可能性もある。
東芝の医療子会社は、診断装置などを手掛ける東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市)。来年1月にも入札を実施し、3月末までに売却先を決めたい考えだ。売却額は数千億円規模が見込まれ、巨額赤字で目減りする自己資本の回復につなげる。
2015年12月30日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/naigainews/201512/2015123001000870.html