内閣府は25日、2014年の国民1人当たりの名目国内総生産(GDP、ドル換算)が前年比6%減の3万6200ドルだったと発表した。
経済協力開発機構(OECD)に加盟する34か国のうち上から20番目で、13年の19位から順位を下げた。統計が確認できる1970年以降、最も低い順位となった。円ベースでは、前年度比1・7%増の385万3000円で、3年連続の増加となる。
ドルベースの1人当たりGDPが減少したのは、円安・ドル高が進んだためだ。経済のさらなる底上げが必要なことを示している。
OECD加盟34か国中、1位はルクセンブルク、2位はノルウェー、3位はスイスと欧州勢が上位を占めた。アジアでは韓国が23位だった。
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20151225-OYT1T50095.html