憲法改正へ決意 天皇誕生日で日本会議大阪
天皇誕生日の２３日、日本会議大阪は「天皇陛下のお誕生日をお祝いする府民の集い」を大阪府神社
庁会館（大阪市中央区）で開いた。府、市の議員や関係者ら約３００人が出席。お祝いの歌
「天長節」を斉唱したほか、憲法改正に向けた講演会が行われた。
式典で千家敬麿議長は、天皇、皇后両陛下が太平洋戦争の戦没者慰霊のためにパラオを訪問したこと
や、安全保障関連法案の可決など、今年の出来事を紹介。「今こそ、日本会議も憲法改正に向けて
頑張っていきたい」と決意を表明した。その後、全員で天長節を歌い、誕生日を祝った。
記念講演では、政治ジャーナリストの細川珠生さんが登壇。現行の憲法は、占領下で作られたもので
「今は占領下ではない。自分たちで作るべき」と指摘した。
子どもを取り巻く環境の変化やグローバル化が進む中で、現行の前文では「日本が、どういう国なの
か分からない」と問題視。他者を思う気持ちなど、日本人に受け継がれる精神性を説明し、「そう
いった心を持つ国民だと前文に書くべき。それでこそ、世界から尊敬される国となる」と語った。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/151224/20151224030.html