幕末の志士、武市半平太(1829~65年)が門弟の島村外内(とない)に与えた剣術の免状「一刀流兵法十二箇条」が京都府内に現存していることが「龍馬の生まれたまち記念館」(高知市上町2丁目)などの鑑定で分かった。半平太の同様の史料は多く残っておらず、貴重という。龍馬の生まれたまち記念館が所有者から借り受けて2016年4月30日まで展示している。
半平太は小野派一刀流・千頭伝四郎に剣術を学び、千頭の死後は麻田勘七の門下に入った。現在の高知市菜園場町に道場を構え、島村寿之助とともに後進を指導。門弟の一人である外内は寿之助のおいで、半平太の妻・富のいとこでもある。
免状は京都府の男性が骨董市で購入し、2015年9月、龍馬の生まれたまち記念館に鑑定を依頼。龍馬の生まれたまち記念館が幕末維新史に詳しい松岡司さんと岩崎義郎さん=ともに高知市=にも見てもらい、半平太の筆跡であると判断された。
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http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=349402&nwIW=1&nwVt=knd