マイナンバー汚職で2人懲戒免職 厚労省室長補佐、別の男性職員も
共同通信 2015年12月22日 13時08分 (2015年12月22日 13時09分 更新)
マイナンバー制度導入に絡む汚職事件で、厚生労働省は22日、収賄罪で起訴された情報政策担当参事官室の室長補佐中安一幸被告(46)を懲戒免職処分とした。中安被告とは別の男性職員(56)が贈賄側の企業から現金を受け取っていたことも明らかにし、この職員も懲戒免職とした。処分はいずれも22日付。
厚労省は同日、中安被告が事件に関わった経緯の検証結果も公表。検証チームの本部長を務める塩崎恭久厚労相は、別の職員も現金を受け取っていたことに「言語道断であってはならないこと」とした上で、一連の事件を「痛切に反省し、国民に深くおわびしなければならない」と述べた。
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