もんじゅ勧告の対応、28日から有識者検討会 文科相
高速増殖原型炉もんじゅの運営主体を変更するよう原子力規制委員会が勧告したのを受け、所管する馳浩文部科学相は22日の閣議後会見で、
対応策を議論する検討会を28日に始めることを明らかにした。来夏までに結論を出す。
検討会は元文部相の有馬朗人氏を座長に、研究者や原子力業界などからの計8人で始め、必要に応じて委員を増やす。
当面は現在の運営主体の日本原子力研究開発機構が勧告を出されるに至った問題点を洗い出したうえで、新しい運営主体の条件を探っていく。
地元関係者からのヒアリングも予定されている。
馳文科相は「まずは問題点を総括してもらいたい。廃炉という選択肢は考えていない」と述べた。
http://www.asahi.com/articles/ASHDQ3TN3HDQULBJ002.html