米Googleの次期モバイルOS（Android N）のニックネームを決める際はオンライン投票を行うだろう──。同社のスンダー・ピチャイCEOは12月17日（現地時間）、インドのデリー大学シュリ・ラム商科カレッジでの公開Q＆Aでそう語った。
インド出身のピチャイ氏は、CEO就任後初めてのインド訪問の一環で行ったこの約70分間のQ＆Aで、自身の経験やGoogleのインドでの取り組みなどについて語った。
上記の答えは、動画による「Androidのニックネームにはなぜインドのデザートの名前がないのですか？」という質問に対するもの。質問者はAndroid Nの候補として、ココナツと黒砂糖で作るマドレーヌのような「neyyappam（ネイヤッパム）」やクッキーの「nankhatai（ナンカタイ）」を挙げた。
同氏は笑いながら「それについては母さんに相談してみるよ。次のAndroid、Android Nについては、どういう名前にすべきかはオンライン投票を行うことになると思う。そして、もしインド人が投票すれば（ユーザー数が多いのだから、インドのデザート名にするということが）実現できると思う」と答え、喝采を浴びた。
Android OSには、Android 1.5（コードネーム：Cupcake）以来、お菓子の名前が付けられており、同社の本社キャンパスには歴代のニックネームの彫刻が飾られている。
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