裁判員事件、初の死刑執行 川崎の大家ら3人殺害、法相命令
2015年12月18日 10時01分
2009年に川崎市で3人を殺害し、死刑が確定した津田寿美年死刑囚(63)の刑が18日午前に執行されたことが、関係者への取材で分かった。
裁判員裁判で死刑判決を受けた死刑囚では初めて。執行は6月以来で、岩城光英法相が命令した。執行されたのは津田死刑囚を含め2人。
確定判決によると、津田死刑囚は09年5月30日、住んでいた川崎市幸区のアパートで、
大家の柴田昭仁さん=当時(73)=と弟の嘉晃さん=同(71)=夫妻の3人を包丁で刺殺した。
横浜地裁は11年6月、求刑通り死刑判決。弁護側は東京高裁に控訴したが、同年7月に津田死刑囚が自ら取り下げ、死刑が確定した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015121801001107.html