2001年頃からの観光バスの座席デザインの変遷を分析しているんですが、2001年頃はそれでもまだ柄の
バリエーションが多いんですけど、これが最近になると非常にブルー系が多く、あとはブラウン系がほんの
少しぐらいになっているんです。しかもその傾向が10年以上続いているんですよ。理由についてはあくまで
推測ですが、バブル崩壊後の景気の状況で、総柄にして工賃を安くするというのがひとつ。観光バス
だからなるべく明るいイメージにしたいというのもあり、黒系にすると暗すぎる、とはいえ赤系にすると
派手過ぎるということでブルー系に落ち着くというのもあるのでしょう。また、コントラストが激しい柄に
すると汚れが目立ちにくいんですよ。なので、貼り替えのコストも抑えたいということで、そういうものが
よく選ばれるのではないかと思います
http://news.livedoor.com/article/detail/10945078/