外国人の家事代行、来春解禁へ まずは神奈川から
政府は外国人による家事代行サービスを来春に解禁する。
地域を絞って規制を緩める「 国家戦略特区 」を活用し、まずは神奈川県で外国人労働者を受け入れる。
人手不足が進むなか、家事代行の担い手を増やして女性が仕事をしやすい環境を 整え、経済成長につなげるのが狙いで、家事代行を手がけるパソナやダスキンなどが参入を予定している。
11日に開く国家戦略特区の会議で、解禁を決める。
炊事や洗濯、掃除、買い物といった一般的な家事や、子どもの世話が対象になる。
大阪府 への拡大も検討している。
利用料金は決まっていないが、日本人による家事代行と同じなら、2時間で5千円程度が目安となる。
日本人と結婚しているなど、すでに在留資格を持つ外国人による家事代行はあるが、現在の出入国管理法では、家事代行を目的とした外国人の入国を原則として認めておらず、働き手は限られている。
特区では、母国などで研修を受け、1年以上の実務経験があるなどの条件を満たした外国人が、政府が認めた企業と契約を結んだ場合に在留資格を与える。受け入れる企業には、外国人労働者の賃金を日本人と同額以上にするこ とが求められる。
残り:326文字/全文:809文字
http://www.asahi.com/articles/ASHD93R4VHD9ULFA00V.html
フィリピン人家事代行、2019年に1000人 /パソナの狙いと戦略は
http://globe.asahi.com/feature/side/2015120300003.html