日産・ルノー連合と仏政府対立解消へ、合意に投資家失望
[パリ 11日 ロイター] - 仏自動車大手ルノー(RENA.PA)は11日、連携相手の日産自動車(7201.T)、仏政府との間で、対立解消に向け大筋で合意に達したと正式発表した。
ルノーや仏政府が、日産に今後介入しないことを保証するなど、パワーバランスが日産へとシフトする内容となった。日産は1999年、ルノーの支援を受けたが、現在では日産がルノーを上回る規模にまでなったことが背景にある。
ただ、完全な経営統合など、より大幅な改革に期待を寄せていた、一部投資家は合意に失望、この日の取引でルノー株の終値は5%超下落した。
合意によると、ルノーが日産の取締役会を支配しようとしたり、日産の承認を得ずに株主総会に決議提案を試みたりしないこととした。日産は今回初めて、書面で確約を得た。
以下ソース
http://jp.reuters.com/article/renault-nissan-idJPKBN0TU21A20151211