群馬・栃木・埼玉の3県の境界点を確認へ
12月12日 5時31分
群馬、栃木、埼玉の3つの県が交わる境界点をはっきりと明示し、新たな観光スポットにしようと、県境にある群馬県の板倉町などでは、境界点を確認するために土地の測量を行うとともに、 地域の歴史などを記したパンフレットを作ることになりました。
群馬県東部の板倉町は栃木県栃木市と埼玉県加須市と隣り合い、この3つの自治体の交わる点が群馬、栃木、埼玉の3つの県の境界点です。
しかし、明治から大正にかけて県境の川を埋め立てる改修工事が行われて以降、地元の市や町では境界点がどこなのかはっきりと明示できないままになっているということです。
このため板倉町と2つの市では、境界点をはっきりと示し、新しい観光スポットにしようと、年明けにも測量を行い、境界点を確認することにしました。
そのうえで板倉町では、県境や地域の歴史などを記したパンフレットを作成することにし、近くにある渡良瀬遊水地とともに、多くの人に訪れてもらいたいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151212/k10010338491000.html