高性能爆薬「過酸化アセトン(TATP)」を製造したとして名古屋市の大学1年の少年(19)が逮捕された事件で、
少年が爆薬の情報をインターネットを通じて集めていたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。
爆薬に関心を持つ人物らとネット上で交流し、TATPの製造法も習得していた疑いがあり、愛知県警は詳しい経緯を調べている。
県警は少年がTATPの製造・所持容疑に加え、殺傷能力がより高いとされる爆薬「四硝酸エリスリトール(ETN)」を製造し、
自宅で所持していたなどの容疑でも逮捕しており、同日送検した。
捜査関係者によると、県警は少年宅の家宅捜索で手りゅう弾のような物を発見。複数種類の爆薬や、爆薬の原料となる物質も見つかった。
少年宅から携帯電話やパソコンも押収。爆薬の製造や実験の動画が多数残っており、
少年がネットを通じて知人と動画を見せ合い、製造法を調べていた可能性がある。
自分で撮影した動画もあるとみられ、県警はデータの解析を進める。
8/21(火) 19:41配信 時事通信
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