京セラは、世界で初めてハンドソープで洗えるスマートフォン「DIGNO rafre(ディグノラフレ)」を開発したと発表した。
KDDI(au)向けの新製品で、12月11日に発売予定
京セラといえば異様に頑丈なスマートフォン 「TORQUE(トルク)」とか、変わった製品ばかり作っている会社、という印象。
今回の新製品もうたい文句が独特だ。ハンドソープで洗えるということなのだが、防水仕様ならだいたいそうなのではないか、と一瞬考えてしまう。しかし京セラによるとちょっと違うらしい。
一般的にハンドソープは水の表面張力を低下させるため、真水よりも浸水しやすい性質を持つという。対策としてディグノラフレでは、パッキン部を一体成型するなどして従来に比べさらに防水性能を向上。
独自の試験も行って、ハンドソープで洗えることを確認したそう。
またバスルームでも使えるよう「温水防水」に対応。
画面や手が濡れた状態でも操作しやすいタッチパネルディスプレイを搭載し、動画などを見ながらバスタイムを楽しめるそう。
さらに本体背面には、日常使いで生じる浅いすりキズであれば自然に回復する塗装「スクラッチヒーリング」を施している。
しかしお風呂で使うにはそこまでしないとだめなのかと思うと、今まで入浴中に防水スマートフォンを使っていた人はちょっと愛機に申し訳ないことをしたという気にもなってきそうだ。
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