電話盗聴、大音量で再生疑い 文科省の元職員逮捕
[2015年12月3日12時39分]
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近隣住民の電話を盗聴して録音し、自宅ベランダから大音量で流したとし て、警視庁は3日までに、東京都
迷惑防止条例違反の疑いで、文部科学省の元職員岸継明容疑者(70)を逮捕した。
警視庁によると、音声は深夜も流され、直近では電車が通る際のガード下 に匹敵する約92デシベルを計測したという。
健康被害は確認されていない。
岸容疑者は2011年2月ごろから近隣に「監視しないでくれ」などとクレームを付けるようになったといい、
警視庁が経緯を調べている。
逮捕容疑は今年10月、近隣に住む40代女性2人の電話の会話内容を無線受信機で盗聴し、録音した音声データを
自宅2階ベランダから13回にわたって大音量で再生した疑い。
岸容疑者は、複数の国立大で事務局長を務めていた。
この女性2人を中傷する内容の看板を岸容疑者宅前に設置したとして、名誉毀損(きそん)容疑 で11月に
逮捕されていた。(共同)
http://www.nikkansports.com/general/news/1574554.html