日本会議の別働隊。
http://dot.asahi.com/aera/2015082400090.html?page=2
日本会議では、女性が目立つのも特徴だ。男女の性差を否定するジェンダーフリー教育や、選択的夫婦別姓にも反対の立場をとるが、自民党政調会長の稲田朋美氏など女性の発言も多い。
モンタナ州立大学の山口智美准教授(文化人類学)は、もともと右派や反フェミニズム運動では女性の役割が重要だと指摘して、こう言う。
「慰安婦問題にしても、男性が言えば差別的に捉えられる問題も、女性であれば問題にされにくい。だから、女性が女性をただす戦略をとっているのです。日本会議は夫婦別姓や男女共同参画の問題が出てくると、別組織として『日本女性の会』をつくった。改憲に反対するのは女性が多い。だから、女性を取り込もうとしているのです」