サメの”狂食活動”
正確には、サメの「狂乱索餌(きょうらんさくじ)」といいます。
サメは獲物をはるか離れた所からでも探知できるように非常に敏感な感覚器官をそなえているのですが、かえって「敏感すぎる」とも言えます。
あまりに多くの獲物の臭い、音、水流 が存在するところでは、サメはもはやどれがどれだか分からなくなって、ありとあらゆるものに手当たりしだいに噛みつこうとします。
これが有名なサメの狂乱索餌です。
これが起ると、サメは獲物はおろか近くのサメにすら噛みついたりするので、人間にとっては非常に危険な事態です。
たとえば、人間が海のなかでモリを使って魚を捕ることがありますが、大量の魚がもがいたままにしておくと、サメが近よってきます。
このようなとき、狂乱索餌に巻き込まれる可能性があります。
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