乳がん検診 希望急増 北斗晶さん手術公表後…

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/11/24(火) 15:41:19.92 ID:/MM45qA/

元女子プロレスラーでタレントの北斗晶さん(48)が乳がんを患い、手術を受けたことを公表後、乳がん検診を受ける女性が急増している。乳がん啓発月間である十月のPR行事も関心を高めたようだ。医療関係者は「早期発見につながる」と歓迎する一方、検査後に紹介が必要な大学病院に直接出向くケースが多発しており、落ち着いた対応を呼び掛けている。

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北斗さんは九月二十三日、自身のブログで乳がん検診を欠かさなかったことや右乳房の全摘出手術について公表し、大きく報じられた。時期を同じくして、検診についての問い合わせや受診者が急激に増えた。

川崎市のコールセンターへのがん検診の問い合わせは、八月の二百八十一件から九月は三倍近い八百七件になった。市立井田病院は、非常勤の医師を新たに一人雇い、一週間二十五人だった乳がん検診の受け入れ人数を三十五人に増やしたが、来年三月上旬まで予約が埋まっている。

東京都杉並区では、インターネットを通じた乳がん検診の申し込み人数が十月は三百三十件で、昨年十月の百三十二人から二・五倍になった。病院によっては来年まで予約が取れず、「都合が合わない」といった苦情もあるという。

千葉市が実施する乳がんの集団検診も、今年はほぼ予約が埋まった。担当者は「報道の直後は電話が鳴りっぱなしだった」と話す。

千葉市の担当者は「受診率の向上を目標にしているので、関心が高まるのは良いことだ」と評価する。

ただ、ある病院の医師は「『先月、検診を受けて異常がないと言われたが、心配なので診察してほしい』という人もいる。気持ちは分かるが、あまり意味がない」と漏らす。

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名古屋大医学部付属病院乳腺・内分泌外科の菊森豊根医師(50)は「検診で要検査になった場合、慌てずに対応してほしい」と話す。

要検査の通知を受けた人が、紹介状が必要な大学病院などに駆け込む例が少なくない。通知は紹介状のような効力はなく、予約制の病院が多いため、待たされた揚げ句、別の日に予約して帰らざるを得なかったり、医療費の負担も増えたりするという。

菊森医師は「要検査の通知を受けた人が、受診する病院へスムーズに予約できるシステムが必要だ」と指摘する。

<乳がん検診> 母乳をつくる乳腺や乳管にできる乳がんは、日本人女性の12人に1人がかかるとされ、50歳前後の発症が最も多い。国は40歳以上を対象に2年に1回、視触診と乳房をエックス線で撮影するマンモグラフィー検査を推奨し、各自治体が公費で助成している。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、2013年の検診受診率は全国で34.8%と近年増加傾向にあるが、欧米の受診率70~80%台に比べると低い。

ソース

東京新聞:乳がん検診 希望急増 北斗晶さん手術公表後…:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201511/CK2015112402000128.html


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