【11月21日 AFP】米シカゴ・ミッドウェー国際空港(Chicago Midway International Airport)で今週、アラビア語を話していたという理由で、シカゴ発フィラデルフィア(Philadelphia)行きの便に乗ろうとしていた男性2人の搭乗が遅れていたことが分かった。
いずれもパレスチナ出身で20代後半と伝えられているマヘル・ハリル(Maher Khalil)さんとアナス・アイヤド(Anas Ayyad)さんは18日夜、同空港のゲート係員から搭乗を拒否された。搭乗を予定していた便の乗客の1人が、ハリルさんら2人がアラビア語を話しているのを耳にし、同乗するのが怖いと訴えたためだという。
NBC系列の地元テレビ局「NBC5」の取材に答えたハリルさんによれば、2人は空港警備員と警察官から事情を聞かれ、ようやくサウスウエスト航空(Southwest Airlines)の便に搭乗することができた。
搭乗した機内で一部の乗客から、持っていた白い箱を開けさせられたという。箱の中身はお菓子だった。「それで他の人たちにバクラバ(中東などで人気のお菓子)を分けてあげたんです」とハリルさんは語ったと同テレビは伝えた。
以下ソース
http://www.afpbb.com/articles/-/3067584