NPOが下村前文科相団体に献金 都選管、14年分収支報告
下村博文前文部科学相が代表を務める自民党支部が、文科相在任中に教育関連のNPO法人や、
大手出版社三省堂から計20万円の献金を受けていたことが19日、東京都選挙管理委員会が公開した14年分の政治資金収支報告書で分かった。
三省堂は、検定中の教科書を公立小中学校長らに見せて意見を聞き、謝礼を支払っていた問題が発覚している。
下村氏の事務所は「法的に問題ないが、道義的な趣旨に鑑みて適切な処理を今後検討したい」と回答。
NPO法人は「法人の目的に沿った寄付で問題ないと考えている」とし、三省堂は「下村氏の政治姿勢に賛同の意味を込めたもの、適正な寄付だ」と話している。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015111901000171.html