駐日仏大使:テロとの戦争、協力を…日本に呼びかけ
毎日新聞 2015年11月18日 22時10分
フランスのダナ駐日大使が18日、日本記者クラブで会見し、パリ同時多発テロを受けてオランド仏大統領が宣言した「テロとの戦争」に絡み、「サイバー犯罪やマネーロンダリング(資金洗浄)などで日本との協力が必要になる」と訴えた。
会見は、月末からパリで開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が主題。110カ国以上から首脳の参加が予定されているが、「市中心部から離れた特設会場」だとして治安面に不安はないと強調した。
また、大使は今回のテロを念頭に「世界中で暴力が横行する中、一つの目標をもって共に行動できるものがあるとすれば、それは環境問題だ」と指摘。「政治的、宗教的に異なった立場を超えて私たちは協力できる」と述べた。【八田浩輔】
http://mainichi.jp/select/news/20151119k0000m040098000c.html