.................... 女性は6月初旬、署に薬物事件の情報を提供し、2人が捜査を担当した。女性と居酒屋で飲食をしたりカラオケに行ったりして親密になり、薬物事件の関係者から女性を守るために捜査費で借りたマンションや女性宅などで、7月下旬までの間に性交渉に及んだ。
................ 朝日新聞の取材に応じた女性の説明では、2人は女性と電話などでやりとりするようになり「誕生日だから一緒にご飯を食べたい」などと連絡してきたほか、女性宅に泊まることもあった。女性は「警部補に下着を脱がされたり巡査長に性交渉されたりした。合意はなかった」と訴えている。
女性は7月中旬、警視庁にこれまでの経緯を相談。その後、警部補から「拳銃自殺をする」「嘆願書を書いてくれると助かる」と言われ、処分を求めないとする文書をいったん署に出したという。
現在は「友達に近い関係になったことは自身にも非はあるが、2人にはきちんと処分を受けてほしい」と話し、文書を撤回する意思を示している。