流行語大賞 ネットで使われた「上級国民」ら候補に
現代用語の基礎知識選・2015ユーキャン新語・流行語大賞のノミネート語50が発表された。ここから、トップ10と「大賞」が12月1日に発表される。
「爆買い」や「ラッスンゴレライ」「安心してください(穿いてますよ)」など、といったテレビでも定番の言葉が入っているが、ネット特有の言葉には何があるか。
明確な線引きはないものの、ネットでよく見られる言葉には「はい、論破!」「レッテル貼り」「上級国民」が入っていた。
「はい、論破!」は、ツイッターや2ちゃんねる等で、何か議論になった時、相手の矛盾を突くようなソースを提示した時に使われる。議論をそこで終わりに持ち込もうとする際に使われる言葉である。
「レッテル貼り」については「ブサヨ」や「ネトウヨ」など、対立する一派を批判する時にこれら言葉を使った人間を批判する言葉でもある。
また、安倍晋三首相は安保法案について野党に対し、「“戦争法案”などという無責任なレッテル貼りは全くの誤り」と述べたこともある。
「上級国民」については、9月28日、東京五輪大会組織委事務総長の武藤敏郎氏がエンブレム騒動の際に連呼した「一般の国民」という言葉に起因する。
「一般の国民には理解が得られない」などと何度も発言したため、「だったらお前らやデザイン業界の連中は『上級国民』だな」と反発を食らった件である。
http://yukan-news.ameba.jp/20151110-120/