【ニューヨーク=平野麻理子】米金融機関などに対する数年にわたるサイバー攻撃で1億人以上の個人情報を盗み出し、株価操作に利用して不正に利益を得たとして、米司法当局は10日、イスラエル人の男など3人を起訴したと発表した。当局によると、米銀最大手のJPモルガン・チェースでは8300万人分の顧客情報が盗まれた。
3人は入手した情報を利用して、金融機関の顧客に特定の企業の株を買わせるなどして不正に株価を操作し、巨額の利益を得ていたという。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM11H8C_R11C15A1FF2000/