【ジュネーブ共同】世界反ドーピング機関(WADA)の第三者委員会は9日、ジュネーブで開いた記者会見でロシアの陸上界で組織的なドーピングが横行していると認定し、ロシア陸連の資格を停止し、同国選手の大会出場を禁じる処分を国際陸連に勧告した。反ドーピング態勢が改善されなければ来年のリオデジャネイロ五輪に出場できない可能性が出てきた。
2012年ロンドン五輪女子800メートル金メダルのマリヤ・サビノワを含む5選手と4人のコーチ、1人の医師は永久資格停止処分が適当とした。モスクワの検査所の認定取り消しと責任者の永久追放も求めた。
ソース
http://jp.reuters.com/article/2015/11/09/idJP2015110901002067