【11月9日 時事通信社】1949年の中台分断後初めて行われた習近平中国国家主席と馬英九台湾総統の首脳会談について、日本や米国などの台湾人留学生団体は9日までに、「民意を裏切るものだ」と非難する声明を発表した。
声明は、突然の開催決定を「経緯や背景が一切不透明で密室政治そのものだ」と批判。両首脳が「一つの中国」を原則とする「92年合意」を確認した際、馬総統が双方の解釈の違いに触れなかったことに疑問を呈し、「馬総統の行動は一方的に現状を変えた」と糾弾した。
また、馬総統の任期切れが来年5月に迫り、支持率も低迷していることから「台湾人民を代表し、台湾の発展に影響する議題に重要な決定を下す権利は一切ない」と断じた。(c)時事通信社
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http://www.afpbb.com/articles/-/3065963