http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015110601002245.html
自民党が6日に開いた会合で、安倍晋三首相が看板政策として掲げるアベノミクス「新三本の矢」や「1億総活躍社会」をめぐり「このスローガンでは(来年の)参院選を戦えない」と見直し論が公然と上がり、批判的な意見が相次いだ。官邸主導の政権運営に鳴りをひそめる場面の多かった党内だが、参院選が近づく中で不満が表面化した形だ。
総務会では、村上誠一郎元行政改革担当相が新三本の矢で打ち出した「介護離職ゼロ」に関して「介護離職だけが問題ではない。そもそもアベノミクスの財政出動や金融政策も限界だ」と強調した。