検査前のアズキ販売 福島県「食べても問題はない」
福島民友新聞 2015年10月31日 09時08分
県は30日、棚倉町にあるJA東西しらかわの農産物直売所「みりょく満点物語棚倉店」で、
出荷の可否を判断するための放射性物質検査が行われる前のアズキ計21袋(1袋300グラム)が販売され、流通したと発表した。
検査前のアズキが市場に流通したのは初めて。県が自主回収を始めた。
売れ残っていた袋は全て放射性セシウムが不検出だったことから、県は「食べても問題はない」としている。
県によると、同町の旧棚倉町、近津村、高野村の3地区の農家3戸が
9月26日から今月30日にかけてアズキ31袋を出荷、このうちの21袋が販売された。
アズキは、旧市町村単位で県が毎年行う抽出調査で安全性が確認されたものだけが販売可能となるが、
同直売所の職員は、店舗で自主検査をして問題がなければ出荷できると誤解していたという。
県は関係者に周知するとともに「再発防止に努める」としている。
(以下ソース)
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20151031-024503.php