http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/168335
「下着ドロ大臣」こと、高木復興担当相が、とうとう「レッドカード」を突き付けられた。
高木復興相が代表を務める自民党支部と資金管理団体が、そろって公選法違反の支出を政治資金収支報告書に記載していた――と報じられたのだが、スクープしたのがナント! 「安倍政権応援団」とヤユされる読売新聞だ。永田町では「高木はいよいよオシマイ」との見方が支配的になってきた。
報道によると、高木復興相が代表を務める「自由民主党福井県第3選挙区支部」は、2012~13年に地元の福井・敦賀市などの選挙区内の8人に「香典」計16万円を支出。資金管理団体の「21世紀政策研究会」も11~12年に同市内で「枕花」代など計2万4000円を支払い、それぞれ政治資金収支報告書に記載していた。
公選法は、政党支部や政治団体、議員が選挙区内で香典や供花を出す行為を禁止している。法の規定にのっとれば、今回の高木復興相のケースはアウトだし、少なくとも説明責任が必要だ。