時代遅れのがらくたとして手放された「ドンキーコング」や「パックマン」など懐かしのテレビゲームソフトが今、
東京・秋葉原で再び新たな命を得ている。子ども時代をよみがえらせてくれる名作ゲームを探し求める
熱烈な外国人ファンが増えているのだ。
英国人のマットさん(35)はAFPに、「僕たちの世代を示すもので、みんなが熱中していた。コンピューター
ゲームが初めて登場したあの時代、ゲームに並ぶものはなかった」と話した。休暇を利用して日本にやって
来た目的の一つは、レトロゲームを買うことだったという。
任天堂やセガなどのゲーム大手の本拠地である日本はこれまでゲームファンにとってのパラダイスだった。
そして今、東京は世界中のビンテージゲーム収集家が集まる中心地になりつつある。
秋葉原の人通りの多いネオン街にあるレトロゲーム・漫画販売店「まんだらけ」の店員によると、
ここ5年間で外国人客の数は急増している。客層は主に30~50代で、懐かしさを求めたり、
幼いころに始めたコレクションを増やしたりするためにゲームを購入していくのだという。
http://www.afpbb.com/articles/-/3064877